高齢社会が到来しておりますが、物忘れを自覚するようになりますと認知症に
対する不安を感じる方も少なくないと思われます。
健康で快適な高齢期を迎えるためのひとつの対策として「ふれあい共想法」の
実践活動を「きらりびとみやしろ」の活動として取り上げ、地域の福祉に貢献
したいと考えます。
「ふれあい共想法」は、千葉大学大学院工学系研究科・環境健康フィールド科学
センター准教授 兼 NPO法人ほのぼの研究所代表理事大武美保子先生が開発し
研究を進めておられる新しい発想による認知症予防・回復のための手法で科学的にも
検証され、注目を集めております。
「きらりびとみやしろ」では、この研究に着目して大武先生と協議し、研究の成果を
多くの方々に享受して頂く実践活動を行いたい旨 申し込み、活動に関する
協定を締結いたしました。
『共想法』は、テーマに沿った写真を持ち寄り、定められた時間内で その写真の
説明と質問を交換しあい、自分では無関心であった多くの事柄にふれ、今まで使われて
いなかった脳の活性化を促すばかりでなく、事前に写真の準備など考えることを必要
とするために、日常の生活で今までは何気なく見過ごしてきたことや、記憶してなか
ったことに関心を払うことによる脳の活性化が期待されます。
どなたでも気軽に参加でき、交流の幅が広がります。 |
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